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Terran テラン

―彷徨える人類の末裔―



◇混沌

人類の科学技術の発展は、世界のパワーバランスを大きく変えていきました。
21世紀末にはかつての超大国の概念はなくなり、全世界で経済・技術水準が向上。社会体制は大きく変化します。
特に遺伝子操作やクローン技術の発展は目ざましく、感覚機能の変容や超能力の獲得など、人類の変異というものが報告されていくようになります。
こうした中、食料不足による自然淘汰により、人口爆発による滅亡の危機は常にやり過ごされてきました。
しかし、相次ぐ経済危機やテロにより、次第に人類は大きな紛争の渦へと身を投じていきます。
遺伝子企業の暗躍、国家権力による弾圧、民衆の反抗――混沌の時代が訪れます。



◇統治

2229年11月22日。地球に一つの大きな転機が訪れます。国際権力組織連盟(United Powers League)の誕生です。
UPLは非常に強力な人類の統治組織であり、ついに人類の93%をその支配下に置くこととなります。
「開明的社会主義」を標榜したUPLは、徹底した支配と弾圧を行い、その莫大な軍事力を遠慮なく行使しました。
誕生から80年の間、文化の合一、民族主義の根絶をはじめ、宗教の禁止や英語以外の言語の廃止等、 あらゆる見地から人類の統一が進められ、ついにそれは成し遂げられたかに見えました。



◇浄化

ところが、人類の遺伝子の変容は新たな問題を引き起こします。
遺伝子操作やサイバネティックス等を要因とする人類の変容は、種としての人類の堕落なのではないか。
こうした科学者の指摘を受け、UPLは人類の"浄化計画"を推し進めていくことになります。
新しい民族意識であり、それは同時に特権意識と差別の萌芽でもありました。
人造人間や改造人間だけでなく、反体制派、ハッカー、犯罪者、技術盗用者などが、800年を経て蘇る魔女狩りのように、次々と摘発され、処刑されていきました。
密かに4億人もの大虐殺が、一般の民衆には知らされることなく粛々と進められていったのです。



◇発展

こうした非人道的な行為と時を同じくして、UPLは停滞していた技術革新も推進していました。
特に飛躍的な発展を遂げたのが宇宙開発です。
ワープ技術や冷凍冬眠技術の開発により、ついに星間飛行が可能となり、40年を費やして月や太陽系の惑星に植民地が建設されていきました。
そんな中、ドーラン・ルースという1人の科学者が壮大な計画をUPLに提出します。
太陽系外に植民地を建設し、代替燃料や新しい鉱物資源を獲得し、名声を得ることがルースの目的でした。
UPLはこれを認め、浄化計画により狩り出された囚人たちを植民要員としてルースに与えます。
しかしルースは浄化計画の存在自体を知りませんでした。このことは後に大きな影響を及ぼすことになります。
植民要員はサイバー強化や遺伝子情報を、人工共感式兵站分析システム(Artificial Tele-empathic Logistics Analysis System、通称アトラス(ATLAS))に調査され、 宇宙航行に耐えうると判断された4万人が4隻の大型宇宙空母に分乗し、目的地の惑星ガントリスVIに向けて出航しました。
アトラスは4隻の艦艇のうちナグルファーに搭載され、他の3隻、アルゴー、サレンゴ、レーガンは、ガントリスVIまでナグルファーに随伴するようプログラムされていました。



◇放浪

後に"永い眠り"と呼ばれる航海の間、アトラスは睡眠状態の植民要員の状況をモニターし続けていました。
すると、わずか1%というわずかな割合ですが、非常に強力な遺伝子変異が観測されたのです。
アトラスは、この突然変異を、人類の潜在的な超能力の伸長を起こすものと結論付け、将来的に数世代先という近い人類の進化を予測しました。
この結果は地球のドーラン・ルースに送られますが、この報告は結果的にルースの手から遠いものとなっていきます。
なぜなら、航行システムの故障によって、1年の予定の航行は、およそ30年という永いものとなったためです。
目的地の座標も、地球の座標さえも失った船団は、ワープシステムがダウンするまで闇雲なワープを繰り返しました。



◇開拓

地球を旅立ってから28年の後、およそ6万年光年も離れた宇宙でついに艦艇は力尽きます。
非常事態プロトコルの発動で、4隻の艦艇は最寄の居住可能な惑星に着陸を企図しました。
サレンゴは大気圏の突入に失敗、8千人の乗員の命と共に消失したものの、残る3隻はそれぞれ別の惑星へ不時着します。
レーガンは惑星ウモヤに、アルゴーは惑星モリアに、そしてナグルファーは惑星タルソニスに。
航行はおろか、通信装置すら壊れてしまった中、ナグルファーの乗員には、アトラスにより、もう地球には戻れないという事実を突きつけられます。
勇敢な開拓者たちは不断の努力を続けました。未知の世界で奮闘すること60年、タルソニスの住民はついにワープシステムの開発に成功。
ようやく幸運な生存者たちは再び出会うことが出来たのです。



◇連邦

三つの惑星の間には、通信と貿易が確立されました。
最も技術的に発展していたタルソニスは、連合政府の樹立を提案します。
しかしウモヤ、モリア共に、隷属的な立場に貶められることを恐れてこれを拒否。
タルソニスは"コプルル星域"と呼ばれる一帯を次々と開拓し、新たな植民地を築いていきます。
これによってタルソニスは、強大な軍事力を手にすることとなり、自らを"テラン連邦"と称するようになります。
新政府はテラン人類を率い、その勢力を急速に拡大していきます。



◇戦争

テラン連邦への危機感を強めたモリアは、鉱業ギルドの軍事的支援団体"ケル・モリアン連合"を設立します。
鉱物資源の保有量で連邦に勝る連合は、唯一対抗しうる勢力として対立の色を濃くしていきます。
2980年代後半、ついに連邦と連合の間に戦争が勃発。"テラン・ギルド戦争"と呼ばれたこの戦いは4年に及びました。
結果的にテラン連邦から連合へ和平の提案という形で戦争は終結しますが、実質的な連邦の勝利は誰の目にも明らかでした。
こうして連邦はその地位を確固たるものとし、10年に渡って君臨することとなります。
この事態を重く見たウモヤは"ウモヤ保護領"を制定し、連邦政府の支配への抵抗を強めます。
各地では政府の帝国主義的な政策、支配に反抗する動きが強まり、"コーハル事件"に代表されるような武力闘争へと発展していきます。



◇紛争

テラン・ギルド戦争によってその力を誇示した連邦政府は、苛烈な統治政策を推し進めます。
その結果、各地では反政府運動が起こり、多くの武装組織が生まれました。過激派によるテロや反乱は激化し、ついに"コーハル事件"が発生します。
元々タルソニスによって開拓された惑星コーハルは、植民地として連邦に強制的に編入されました。
これに対して住民は独立運動を起こし、連邦は戒厳令をもって徹底的な弾圧を加えます。
コーハル上院議員のアンガス・メンスクは、徹底抗戦を唱え、民衆の支持を得た彼は、ついに連邦へ宣戦布告を行います。
人質を取り、他の植民地や反連邦運動の尊敬を集めたこともあってか、連邦は一旦軍を撤退させ、独立は成功したかに思われました。
ところが現実はそう甘くはありませんでした。
ある朝、メンスク上院議員の首なし死体と、妻と幼い娘の遺体が彼の自宅で発見されます。
この事件は、瞬く間にコーハル全土へ広がります。犯人は連邦の暗殺者"ゴースト"によるものと噂されました。



◇動乱

メンスク上院議員の息子、アルクトゥルス・メンスクは連邦で働いていました。
政治に興味もなく、試掘者として一定の成功を収めていた彼は、連邦がもたらした家族の死に激怒します。
彼は連邦への復讐を誓い、反連邦勢力を率いて破壊活動を始めます。
しかし連邦はさらに過激な行動に出ます。無数の核ミサイルをコーハルに投下、一瞬にして400万人の住民と共にコーハルは消失。
ウモヤ保護領でこの知らせを聞いたアルクトゥルス・メンスクは、自分たちを"コーハルの息子たち"と命名し、一層反政府運動を激化させていくのでした。



◇混乱

テラン連邦政府と、"コーハルの息子たち"をはじめとする反政府組織の抗争が続く中、大きな事件が起こります。
連邦の辺境植民地である惑星チャウ・サラの上空に、突然50隻の未確認エイリアン艦隊が出現。
艦隊は無差別に砲撃を加え、居住区のテラン人類たちを虐殺しました。
連邦政府は大きな衝撃を受けました。エイリアンの襲撃という想定外の事態に軍部は混乱に陥り、慌てて防御システムが構築されることになります。
直後、惑星マー・サラがエイリアン艦隊の接近を感知。防衛体制をどうにか連邦政府は整えますが、エイリアンは驚くほどあっさり撤退していきます。
アルクトゥルス・メンスクは未曾有の事態の中、驚きながらも冷静に考えていました。
――人類はこの危機に対応できるのだろうか。組織は何をすべきなのか。
むしろ、ひょっとしたらこれは好機ではないのだろうか。



◇野望

そして、テランの野望が銀河に戦乱を巻き起こします。
2499年12月8日。全てはチャウ・サラから始まったのです。



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