Language
flagflag
ユーザーメニュー
SC2関連グッズ

今後の予定
予定なし 予定表 
#sc2jp
アクセスカウンター
UU:
PV:
トップ  >  StarCraft2  >  StarCraftの設定  >  Protossの歴史と設定

Protoss プロトス

―高貴なる超高度知的種―



◇創造

銀河の辺境に位置する、鬱蒼とした密林の惑星アイアー。
ゼル・ナーガがこの地に生み出した種は、驚異的な適応能力と、運動能力を持っていました。
中でも注目されたのが、彼らが互いのコミュニケーションにテレパシーを複雑に用いた汎種族的超心理結合(サイオニック・リンク)を実現していることでした。
それまで数え切れないほどの失敗を繰り返してきたゼル・ナーガ達は、この種を最初の実験台として様々な進化操作を施します。
ついにこの種が宇宙へ飛び出すほどの進化を遂げるに至り、彼らはこの種に"プロトス(最初に生まれしもの)"という名を与えました。



◇絶望

初期のプロトスは、彼らを見守るゼル・ナーガの存在を露とも知らず、着実に繁栄していました。
しかしそれに飽き足らないゼル・ナーガは、急激な進歩を促し、それによってプロトスは超高度の知的能力を得ていきます。
社会的にも、個々の精神においても飛躍的な成長を遂げた頃、ゼル・ナーガはついにプロトスの前にその姿を現します。
ところが、ゼル・ナーガの見たものは、彼らを失望させるのに十分なものでした。
部族間での醜い争い、自己中心的で傲慢な態度、知識への飽くなき欲求。
多くのゼル・ナーガは、プロトスがその素晴らしい特質である超心理結合を失ったものだと考えるようになりました。
当初は創造主たるゼル・ナーガを畏れ、敬っていたプロトスも、次第にゼル・ナーガに対して疑念を持つようになります。
ゼル・ナーガはプロトスの急激な進化操作を失敗だったと結論付け、アイアーを去ることにしました。
これを知ったプロトスは、ゼル・ナーガ船を襲撃し、つい少し前まで神と崇めていた数百人ものゼル・ナーガを殺害します。
ゼル・ナーガ船の多くは悲しみに包まれながら虚空へと飛び立ち、後に残されたのは絶望に打ちひしがれるプロトスたちでした。



◇闘争

創造主に見捨てられたプロトスは、各部族の対立を一層激しいものとし、憎悪の波はアイアー全土を飲み込んでいくこととなります。
後に銀河系で最も凄惨な内戦といわれる、"永劫の闘争"です。
いつ終わるとも知れない闘争は、何世代にもわたって繰り広げられました。
残酷な殺戮者が生まれ、かつての知識や技術、そして何よりも重要な超心理的結合の知識は失われました。
各部族間の溝は深く、アイアー全土は長く続く争いで荒廃していきました。
もはやプロトスの滅亡は時間の問題でした。そしてそうすることでしか、永劫の闘争は終わることがないとさえ思われていました。
しかし、この果てしない闘争は、1人の神秘哲学者の登場によって終止符が打たれることとなります。



◇終息

その真の名は歴史の彼方に埋もれ、誰も知ることのないこの神秘哲学者は、秩序をもたらす者(カース)と呼ばれました。
カースは、ゼル・ナーガの禁じられた教えと、彼らの残した<カイダリン・クリスタル>を研究することで、その力に道を開くことに成功します。
そして、実に数千年ぶりに、プロトスの原初から脈々と続く超心理的結合にアクセスすることが出来たのです。
カースは忘れ去られてしまったサイオニック・リンクが今なお存在することを発見し、また永劫の闘争によって生まれた悲しみと苦痛に触れることとなります。
彼はどうにかして闘争をやめさせる方法はないかと考え、若きプロトスたちにサイオニック・リンクへアクセスする方法を伝えて回るようになりました。
プロトスたちは次第に闘争の無益さに気付いていきました。カースは人々にこう説いて回りました。
確かに自分達は創造物として失敗であったかもしれない。見捨てられて当然なのかもしれない。しかしそれは所詮古代の話だ。
今の我々には何の関係もない。自分達のせいではない。だからこの闘争はあまりに虚しい闘争なのだ、と。
またカースは、先祖の過ちを繰り返さないため、独自の精神的進歩を促すシステムを開発します。
彼の理論は"上昇への道(カーラ)"と呼ばれ、彼や弟子達によって、ゆっくりとアイアー全土へと伝播していきました。
こうして、永劫の闘争はついに終結したのです。



◇発展

プロトスはカーラを基盤とする新たな社会体制を作り上げました。また、部族間の溝を埋めるべく、全てのプロトス種は三つの階層に分けられました。
"ジュディケイター"と呼ばれる指導者層、"カーライ"と呼ばれる一般民衆層。そして、鍛練によってサイオニックパワーの頂点を極めんとする聖なる戦士階級の"テンプラー"です。
ジュディケイターの代表によって組織される最高会議"コンクレイヴ"によって意思決定が行われ、プロトスは再び目ざましい発展を遂げていきます。
カーラの下、失われた科学や学問が再興され、わずか数百年のうちに彼らは一帯の銀河の数百の世界を征服し、出会った高等種族にプロトスの成果を伝えていきます。
後に彼らは厳格なカーラの法から、大いなる導き(ダエ・ウール)と呼ぶ責任を課します。
かつての古代ゼル・ナーガ種のように、傘下に暮らす弱小種族の保護と安全保障を謳ったものでありましたが、干渉は決して行いませんでした。
プロトスはその存在を隠して弱小種族を見守り、彼らはその存在に気付くことなく繁栄を謳歌していったのです。



◇英雄

繁栄の陰で、部族の消失に対する嫌悪感や、ジュディケイターに対する不信から、カーラを信奉することを拒否した部族が少数ながら存在していました。
彼らは非常に穏健ではあったが、コンクレイヴは他のプロトス種への影響を恐れ、テンプラーにこの部族の抹殺を命じます。
この命を受けたのは、若き戦士アドゥン率いるテンプラー達でした。しかし同族を抹殺することを忍びなく思ったアドゥン達は、この異端部族を匿います。
理想に燃えるアドゥンは、サイオニックパワーを操る術を教授することで、この異端部族でさえもカーラの道に信服させることができると考えていたのです。
ところが、彼らはテンプラーと同等の力を身につけたものの、カーラを信奉することなく、制御を失った彼らのパワーはアイアー全土に恐怖の嵐を巻き起こします。
事態を重く見たコンクレイヴは、この異端部族のアイアー永久追放を決断。彼らは古代ゼル・ナーガ船で宇宙の虚空へと消えていきました。
長い年月が過ぎ、彼らは"ダーク・テンプラー"としてその名を知られることになります。
ダークテンプラーは、彼らの神経器官を儀礼的切除し、プロトス全種のサイオニックリンクから自分達を切り離すことによって、 コンクレイヴとジュディケイターに対して侮蔑の意思を示しました。
同族から忌み嫌われ、ダークテンプラーは暗黒の宇宙に彷徨いながらも、故郷アイアーを愛する気持ちは消えることなく、陰ながら故郷を守ることを誓ったのです。
アドゥンはその勇気と志、強さと優しさといった全てにおいてカーラを極めたテンプラーの理想として崇められました。
ダークテンプラーを追放の憂き目から救うことはできなかったものの、テンプラー、ダークテンプラーの双方から英雄とされ、今なお尊敬と崇拝を受けています。
彼の魂は過去と未来さえも繋ぐプロトスのサイオニックリングの中で生き続けています。



◇発見

さらに長い年月が過ぎたあるとき、プロトスは新たな知的生命体が彼らの既知の宇宙圏内で、奮闘していることを発見しました。
"人類"と呼ばれる短命な活気ある種族は、困難に勇敢に立ち向かい、自らの生息圏を拡大していくこところでした。
プロトスは彼らを興味深く見守りました。人類は辺境星域コプルルを開拓していきました。
技術的には未熟な人類でしたが、次第に苛酷な環境にも適応し、技術は急激に進歩していきます。
既に永き繁栄によって保守的な傾向が強くなっていたプロトスにとって、若さに満ち溢れる人類は刺激的な存在でした。
急激な環境の変容を危惧する声もありましたが、ダエ・ウールの厳格な教えにより、プロトスは人類を静かに見守っていたのです。



◇戦慄

プロトスが"テラン"と称する人類達を見守って2世紀ばかりが過ぎた頃、高位テンプラーのタッサダーが指揮する遠征隊軍は不穏な動きを掴みます。
テラン人類が住むコプルル星域に向けて、多数の生体構造物が急速に侵攻しているのです。
調査の結果、この生体構造物は未知の種族の深宇宙探査機であることが判明しました。
しかも、同じゼル・ナーガによって生み出された証である、カイダリン・クリスタル・エネルギーの反応が得られたのです。
探査機の思考の流れを分析したプロトスは戦慄を覚えました。
「……人類を発見せよ……根絶せよ……学習せよ……進化せよ」
この探査機が、侵略を目論む強大な種族の尖兵であることは明らかでした。
プロトス内部では、この危険な侵略者と、当面の侵略目標であるらしいテランの処遇に対して激しい議論が交わされました。
タッサダーをはじめとするテンプラー達は、ダエ・ウールの教えに従って、誇り高きプロトスの義務としてのテランの保護を唱えました。
しかしコンクレイヴは、プロトスによって無価値な種族であるテランが既に侵食されているのであれば、侵略者ともども殲滅すべしであると主張します。
両陣営はひとまず全力で防衛に当たることで一致し、タッサダーと彼の遠征軍をコプルル星域の監視に向かわせたのでした。



◇葛藤

コプルル星域に到着したタッサダー率いる一団は、調査の結果既に侵略者による侵蝕が始まっていることを確認しました。
特に惑星チャウ・サラはコロニー全土が惑星の地殻を蝕み続ける分厚い有毒物質に覆われていたのです。
コンクレイヴは報告を受け、直ちに惑星全土を焼き払うように指示します。
生命もろとも焼き払うこの指令に、タッサダーは悲しみながらも従い、プロトスの大艦隊は砲撃を敢行、チャウ・サラは営巣地もろとも焦土と化しました。
同時に平和な人々の暮らしも、多くの命も失われたのです。
艦隊は次の目的地であるマウ・サラに向かいました。
しかしそこには既にテラン人類によって防衛線が敷かれており、無益な戦闘を避けるため、艦隊は一旦撤退します。
タッサダーは悩んでいました。そしてタッサダーの胸中には、殲滅指令に対する疑念が生まれていました。
テラン人類を傷つけることなく、侵略者を撃退する方法はないものだろうか。悩んだ彼は、コンクレイヴの指令を無視し、テランのセンサー外から状況を監視することにしました。
けれども、タッサダーは悩み続けていました。
――この戦いが、故郷アイアーに何をもたらし、我らプロトスにとってどんな意味をもつのか、我々は本当に理解しているのか。
この道はガーラへと至る道なのだろうか。全てが終わった後、我らはどこへ向かい、いかなる運命が我らに訪れるのだろう。



◇矜持

そして、プロトスの誇りが銀河に戦乱の渦を巻き起こします。
2499年12月8日。全てはチャウ・サラから始まったのです。



前
Zergの歴史と設定
カテゴリートップ
StarCraftの設定

サイト協賛
お勧め製品

オンライン
7 人のユーザが現在オンラインです。 (1 人のユーザが Wiki を参照しています。)

登録ユーザ: 0
ゲスト: 7

もっと...